「小学校、楽しみだね!」という親の励ましに、心なしか元気のない返事をするお子さん。 実は子供にとって、小学校は「未知の世界」への大きな転換点です。 大人が転職する時のような、期待と不安が入り混じった複雑な心境にあります。 そんな不安を解消する一番の特効薬は、「具体的なイメージ」を持たせてあげること。 本格的な春休みが来る前の 2月の週末、親子で楽しみながらできる『心の入学準備』をご提案します。

1. 「通学路お散歩」を冒険に変える

ただ歩くだけではなく、子供が「自分で行けるんだ!」と自信を持てる工夫をしましょう。

  • 「お宝」を探しながら歩く:面白い看板、綺麗なお花、こども 110番の家。ゲーム感覚で歩くことで、道のりを楽しく覚得られます。
  • 子供に先頭を歩かせる:「次、どっちに曲がるんだっけ?」とクイズ形式にして、主体性を育みます。
  • 危険箇所を「一緒に」確認:一方的に教えるのではなく、「ここで車が来たらどうする?」と対話しながら安全意識を共有します。

2. 校門の前で「予行演習」

学校の中には入れなくても、外から見える風景だけで十分です。

  • 「あのお部屋で勉強するんだよ」:校舎を指差して、具体的な学校生活を想像させます。
  • 校庭で遊ぶお兄さん・お姉さんを見る:楽しそうな声を聴くだけで、「学校は楽しいところ」というポジティブな印象が刻まれます。
  • 記念写真を 1枚!:校門の前でニコニコ写真を撮ることで、「自分はここの一員になる」という自覚(アイデンティティ)が芽生えます。

3. 「できないこと」ではなく「できること」に目を向ける

「時計が読めないと困るよ」「お着替え早くして」といった小言は、 2月の今は封印しましょう。

「ランドセル、とっても似合ってるね!」「元気に挨拶できてカッコいいよ」。 そんな親の肯定的な言葉が、子供にとっては何よりの御守りになります。小学校見学の帰りに、好きなおやつを食べて「 1年生おめでとうパーティー」をするのも素敵ですね。

✅ まとめ: 4月の笑顔は、今作る

不安は「正体が見えない」から怖いのです。 2月の今のうちに、学校という場所を「大好きで安心な場所」に書き換えてあげましょう。 一歩、また一歩。子供の歩幅に合わせて、新しい季節へと手を引いていってあげてください。